第22弾
【NATO発足祭り】
(2004/4/4終戦)
あらすじ
「バルト海のステッセンからアドリア海のトリエステまで、大陸を縦断して鉄のカーテンがおろされている」 第2次大戦−欧州で4300万人もの死傷者を出す地獄を現出させた記憶も鮮明なうちに、 人類は、次の戦争の準備をします。 相互安全保障として西側は1949年4月4日、北太平洋条約機構 NATOを発足。 東側は、1955年5月14日ワルシャワ条約機構 WTOを結集。 双方一瞬にして、人類を死滅させる威力をもった核弾頭を搭載・配備した各種兵器をにらみ合い させることになります。----冷戦が始まったのです。 しかし、同時期にもうひとつ別の概念が提唱されています。 「ヨーロッパは一つであるべきだ。ひいては全世界が一つであるべきだ」 ゲランの香水を母に持ち、ハンフリーボガードにカサブランカで助けてもらった、栄次郎の この精神は、ECの基本概念として、21世紀現在、色あせた軍事同盟とは比べ物にならない くらいにまぶしく耀いています。 たまには、奥さん、恋人にゲランのミツコを贈りましょう。・・・高いけど。
塗装の補修痕が目立つ実機の再現を目指してみましたが、案の定やりすぎてしまった
ようです。色合いも一部の写真見てオリーブドラブっぽく無いなと思って
俺仕様にしてみたら、別の写真ではチャンとオリーブドラブぽいのも有って鬱。
淡い方の緑二色のコントラストが緩いのは再現できたと思いますが、ブラックグリーン
とのコントラストまで緩くなってしまいました。つや消しを強めにしたのは
私の好みと、実機の意外な薄汚さを再現できたような気がして満足してます。
ピトー管、アンテナの一部、ブレーキパイプ等変更・追加して、
主翼をパイロンの関係で固定した代わり、という分けでもないんですが、
水平尾翼左右を真鍮パイプとピアノ線で繋いで可動にしてみました。
増槽のデカール左右を貼り間違えたのに気付き、慌ててはがそうとしたらグジャグジャ
になったので泣く泣くそのままにしたのは、写らないように撮りました(つД`)
時間があれば操縦席のバックミラー再現とかやってみたかったな。
例によって「見るときは1m以上近づかないで下さい」という出来でつ。
車体の全部をエポパテで尖らせ、 防盾カバーもエポパテで作り、 AFV CLUBのキャタを使った以外はいつも通りの素組です。