第6弾
【バルジ祭り】
(2002/12/16終戦)
あらすじ
東西から押し寄せる連合軍に対し、防戦一方のドイツ軍だったが、ヒトラーは この状況を打開すべく、一大反攻作戦を企画する。 その計画は、アルデンヌの森よりアントワープまで進撃し、米軍、英軍を分断し、 ダンケルクの再現を目指すという壮大なものであった。 こうして、「ラインの守り作戦(ドイツ側名称)」は企画され実行に移された。 疲弊しきっていたドイツ軍だったが、この作戦の為に西部戦線で展開していた半数近い師団が 掻き集められ投入される。(31個師団) 1944/12/16ヒトラー最後の賭けが開始された。4年前、フランスを降伏させた時と同様、 アルデンヌの森は装甲車両のエンジン音に包まれ、機甲師団は8本設定された進撃路の上を突進を開始した。 ドイツ軍の攻撃規模を時期を読み違えていた連合軍はドイツ軍の突進を許してしまう。 この時、進撃路沿いに形成された戦線から、バルジ(突出部)の戦いと呼ばれるようになる。 だが、パットン第3軍の反撃、天候の回復による戦闘爆撃機の攻撃、燃料不足により ドイツ軍機甲師団はその戦力を奪われてしまい、 ヒトラーの最後の賭けは、貴重な装甲兵力をここで磨り潰してしまったのであった。カの新たなる戦いが始まります。